真駒内滝野霊園のシンボル、「頭大仏」をご紹介します!

札幌市のお墓・石材専門店としてお仕事をさせていただいております、昭光石材店です。今回は、滝野霊園のシンボル、「頭大仏」をご紹介します!

 

【真駒内滝野霊園のようす 2021年4月中旬 23区より】

ずいぶん暖かくなってきましたね。滝野霊園でもご覧のとおり、もうすっかり雪はなくなりました。今年は例年よりも雪がなくなるのが早かったです。今回は、雪で覆われていた時期には難しかったものをご紹介したいと思います^^

弊社がよくお仕事をさせていただく滝野霊園は、今年で40周年を迎える、地元では親しまれている霊園です。総面積が180万㎡もある大規模な霊園で、その敷地の中にはたくさんの施設がありますが、中でも有名なのは、霊園のシンボルともいえる「頭大仏」です!

 

写真は、県道341号線(真駒内御料札幌線)沿い、モアイ像のそびえる正面入り口からすぐのところです。雪を冠した山並みが広がる中、ラベンダーの丘の上に小さな頭が見えているのが分かるでしょうか??

 

少し近付くと、水の流れ、「水庭」に遮られます。結界の意味がこめられているそうです。この先に大仏様がいらっしゃるのですが、ここからはまっすぐ進むことはできません。左右に回り道をして身を清め、大仏様へと進みます。冬場は凍結するため水を張っていないので、暖かい時期にならないと見ることのできない「水庭」です。

 

さらに先へと進むと、つづら折りのような天井の回廊があります。大仏様の足元が見えてきました。他に誰も参拝の方がいないこともあって、とても静かで神秘的な空気が漂います。アプローチから大仏様までは、135mあるそうです。

 

回廊を抜けると、空を背にした大仏様にようやくたどり着きました。こちらが滝野霊園のシンボル的な存在、「頭大仏」です。有名な鎌倉の大仏と同じ石を原石から加工して製作された、高さ13.5m、総重量1,500tの石像大仏です。大きさも鎌倉の大仏様と同じくらいの大きさということで、仰ぎ見るとかなりの迫力です!

 

お顔だけを出してラベンダーの丘に抱かれるような設計は、世界的な建築家の安藤忠雄氏によるものです。大仏様は以前からあったのですが、開園30周年記念事業として2016年にこのような形で完成しました。霊園にお墓をお持ちでなくとも、この大仏様だけを見に来られる方もいらっしゃって、以前は海外からの観光客もたくさん訪れていました。滝野霊園全体を見守ってくださっている大仏様です。

 

頭大仏とそれを囲むラベンダーの丘のエリア、頭大仏殿の中には、カフェ等の施設も併設されています。先ほどの「水庭」を左に行くとこの「ロタンダカフェ&ストア」があります。軽食ができるほか、ここでしか買うことのできない頭大仏オリジナルグッズなども販売しています。もちろん、お墓参りで霊園にお越しの方にもご利用いただけますよ。「水庭」を右に行くと、最近新しく誕生した永代供養施設、「頭大仏御廟」があります。

 

今回は、滝野霊園のシンボル、「頭大仏」をご紹介しました。圧倒的な存在感で霊園全体を見守っている頭大仏は、札幌の新しい名所にもなりつつあります。特に、7月にラベンダーが咲くころは必見です!

滝野霊園内には、今回ご紹介した頭大仏のほかにも色々な施設があります。また機会があれば、今後ブログでご紹介できればと思います♪