お墓の文字色の入れ直しと追加彫刻、目地の入れ直し等。以前から気になっていたことを解決!滝野霊園6区自由墓地にて

札幌市のお墓・石材専門店としてお仕事をさせていただいております、昭光石材店です。滝野霊園6区自由墓地にて、お墓の文字色の入れ直しと追加彫刻、目地の入れ直しや砂利の入れ替え等をさせていただきましたので、ご紹介いたします。

 

【滝野霊園6区 自由墓地 16㎡】

 

滝野霊園にお墓をお持ちのお客様から、ご家族様が亡くなられたため、追加彫刻のご相談をいただきました。早速お墓の確認に向かいます。

 

こちらがご相談のお墓です。他社さんで15年ほど前に建てられたお墓でした。今回は追加彫刻のご依頼でしたが、弊社ではお墓のことをご相談いただいた際、その内容にかかわらず、お墓の診断をさせていただいています。今回も、まずは彫刻の内容や場所を確認するとともに、全体的に確認を行い、お墓の安全性等に問題がないかを確認してご報告しました。

 

背面です。見えにくいですが、文字の色は正面や墓誌などもすべてシルバーが入っています。

その後お客様とお話する中で、実はお参りをされていて気になるところがあるとお話しくださいました。文字彫刻の色が取れかけていること、砂利の汚れが目立ってきていること、石と石の継ぎ目のコーキングも古くなっていることなどでした。そこで、お困りの点を改善する対策をお見積りと一緒にご提案し、ご了承いただいて工事にとりかかりました。

 

まずは一旦砂利を取り除いて、手前に置いてあった鉢植えや墓誌を取り外しました。その下の基礎のコンクリート部分はきれいに洗浄しました。

 

こちらは水鉢の蝋燭金具です。こちらも傷んでいましたので、新しいものに交換することになりました。

 

お墓の洗浄が終わると、参道や外柵等の劣化していたコーキングを施工し直します。古い目地はきれいに取り除き、きれいに目地を入れるための養生のマスキングテープを貼って準備をしました。お墓本体は、シルバーを入れ直す準備をしています。

 

目地を打ち終わり、マスキングをはがし終えました。お墓本体はシルバーを入れ終わって、細かい部分の仕上げを待っている状態です。水鉢の前面の彫刻も同じように入れています。

 

背面も入れ終わりました。文字よりも少し大きく入れ、このあとしばらくしてから細かく仕上げます。

 

墓誌です。追加のお名前を一番左に彫刻して文字色を入れ、以前からあった彫刻や額字部分にもシルバーを入れ、仕上げを待っています。

 

文字部分をきれいに仕上げ、新しい砂利を入れたら完成です!

 

中央の踏み石の部分は石の色が経年で変化しつつあったので、目地入れと同時にお手入れをしてきれいになりました。砂利は、明るい色合いの五色の砂利です。植木鉢はお客様がご自身で植え替えてお持ちくださいました。

 

背面もこのようにきれいに銀色を入れて、細部まではっきりと読み取れるようになりました。

 

後日ご納骨のお手伝いもさせていただきました。今回は、当初お名前の彫刻のご依頼で、最終的には日頃気になっているところをきれいにさせていただきました。気にはなっていたけれどそれを直した方がいいのかどうか、お客様にはよく分からないところもあったそうで、「いいアドバイスをもらってよかった、今後も気持ちよくお参りできます」と喜んでいただくことができました。お客様の中には、「こんなことを相談してもいいの?」と思われる方もいらっしゃいますが、ちょっとしたことでも手を入れることで気持ちよくお参りできるようになります。もちろんご希望やご予算に応じてご対応しておりますので、日頃お参りをされていて気になっていることがございましたら、小さなことでもどうぞお気軽にご相談ください。