2色使いのデザイン墓石が完成。滝野霊園37区自由区画『八重の園』

札幌市のお墓・石材専門店としてお仕事をさせていただいております、昭光石材店です。真駒内滝野霊園37区自由区画『八重の園』に、2色の組み合わせが素敵なデザイン墓石が完成しましたので、ご紹介いたします♪

 

【真駒内滝野霊園 37区自由区画『八重の園』 新規建立】

 

今回のお客様は、釧路にお住まいの方です。最初にお話をいただいたのは1年ほど前で、初めはお電話をくださいました。お墓を継がれる娘様が札幌市内にお住まいということでこちらでの建立を希望されていて、その後もお電話やメールでのやり取りをさせていただいていました。そろそろ建立したいということになったのですが、遠方ということでなかなかお越しいただくのが難しく、代わりに娘様とお打ち合わせ等をさせていただくことになりました。

霊園にお越しいただいて様々な区画を見ていただく中、37区自由区画『八重の園』を気に入っていただけました。奥様が、お花や草木がお好きだということで、広々として緑や花に囲まれ、春には八重桜も咲くこのエリアが気に入っていただけたようです。

 

ご提案したデザインです。ピンクと赤色の2色の組み合わせが明るいイメージです。色合いについては娘様のご希望が主に採り入れられています。明るいピンク系の色をご希望いただいたので、663桜御影というピンク色の石をご案内、それに少し違う色を採り入れてみるのもどうでしょうか?と、赤系の中国マホガニーという石もご紹介すると、2色の組み合わせをとても気に入っていただけました。

 

こちらがお墓を建立する場所です。こちらの『八重の園』は、基礎がこのように施工された状態で分譲されています。少しずらして背中合わせに区画が並んでおり、区画の所々に八重桜が植えられています。広々として日当たりも良い、人気の区画です。中でもちょうど人気の角地が空いていたので、こちらをお選びになりました。

 

基礎の上に外柵の据え付けから開始です。まずは、入り口部分から据え付けていきます。

 

石貼りも終えて、外柵が完成しました。奥の開口部はカロート(納骨室)になります。

 

カロートの上にお墓本体を据えていきます。重量のあるお墓の石は、カニクレーンで石を吊り上げて設置します。

 

完成です!

優しいピンク色と落ち着いた赤系の2色の組み合わせで、明るい華やかな印象のお墓に仕上がりました。緑の芝生に映えて、とてもきれいですね^^

 

棹石です。正面文字は「感謝」とご家名を入れました。ご家族で話し合って、早い段階から決められていました。それだけだと少し寂しいかな ということでしたので、桜の花を彫刻しました。滝野霊園には、お墓に彫刻するデザインも豊富に用意されていますので、その中からお選びいただきました。

 

蝋燭立は弊社のオリジナルデザインです。洋風の見た目も素敵ですし、きちんと風防の役割も果たします。ギャラリーに展示しているお墓や、カタログ等を見ていただく中で気に入っていただけました。花立も少し形にこだわっています。

 

お墓の右手にはベンチを設置しました。下は左右に開く引き戸収納になっています。ちょっとしたお参り道具を収納しておくことができるので、少し広さに余裕がある墓地であればで設置される方も多いです。また、左手には墓誌を設置していますが、設計の段階からこの配置については考慮しました。このようにベンチが右側にあれば、外側に向けて足を向けて腰掛けることもできて、角地を活かすことができます。

 

お墓の前方はこのような風景が広がっています。写真を撮影した日は残念ながら見えなかったのですが、お天気が良い時は中央あたりに恵庭岳も見えます。

 

ご納骨はまだなのですが、「お墓が完成した記念に」というお客様のご希望で、お花とお線香を供えました。遠方からお父様もお越しくださって、完成したお墓をごらんいただくことができました。お父様も娘様も「イメージ通りのお墓ができました!」ととても喜んでくださって、ご満足いただけたようでホッとしました^^

 

今回は、最初にお話をいただいてから、1年ほどの間お電話やメールでやり取りを重ねた末に完成となりました。お電話でお話していたお父様とは完成後初めてお会いすることができて、初めからずっと担当させていただいた私自身も、喜んでくださっているご様子を見てとてもうれしく、感慨深いものがありました。このたびは当店に建立をお任せいただき、ありがとうございました。素敵なお墓が完成し、私も自分のことのように嬉しく思っております。何かお困りのことがございましたら、どうぞいつでもお声かけください。