北大青のお墓を建立。地方からの改葬、滝野霊園26区4㎡自由区画

札幌市のお墓・石材専門店としてお仕事をさせていただいております、昭光石材店です。真駒内滝野霊園26区4㎡自由区画にて、地方からの改葬に伴うお墓の建立をお任せいただきましたので、ご紹介いたします!

 

【真駒内滝野霊園 26区4㎡自由区画 地方からのご遺骨のお引越しに伴う建立 北大青(濃グレー)】

 

今回のお客様は、7,8年前に墓地だけをお求めになっており、そろそろお墓を建立されるということでご相談をいただきました。札幌市から車で1時間ほどの長沼町から、ご遺骨をお引越ししての建立をご希望で、墓地は26区の自由区画、4㎡です。弊社では、地方の墓地からのお墓の引っ越し、ご遺骨の改葬も多数ご相談いただいています。

 

こちらはご提案図です。予算はそれほどかけられないし、ごくシンプルなものがいいとご希望をいただいて、改めて墓地を確認したり、お話を伺ったりしてシンプルな洋型墓石をご提案しました。

 

工事開始です。今回は、基礎まで施工されている墓地です。

 

基礎の上に、外柵・前面の階段から据え付けていきます。角地の墓地なので、お墓の左側にスペースがあります。

 

外柵の据え付けが進みました。角地という場所を活かせるように、あえてフラットな外柵になっています。奥に見える開口部は、納骨スペースになります。

 

外柵を据え終わったら、納骨室の上にお墓本体を据え付けていきます。青いテープはコーキングをきれいにいれるための養生テープです。手前の拝石には開口部があり、ここから納骨することになります。札幌のお墓では、このように拝石に開けられた穴から納骨するタイプと、水鉢を動かして上台に開けられた穴から納骨するタイプとに大きく分かれています。滝野霊園では、ほとんどがお骨壺からご遺骨をさらしの袋に移して、ここから納骨室に納めます。

 

特許取得の免震パッドと耐震ボンドを使用して、地震にも強いお墓にします。

 

棹石と上台の間に、免震パッドを敷いて据え付けます。

 

墓石の据え付けが完了です。今回お墓に使用した中国産の北大青は、濃いグレーの色合いが落ち着いた雰囲気の石です。グレー系の石を好まれる方にご好評いただいています。耐久性があって品質も良く見た目もきれいなのですが、似た系統のインド産の石に比べると費用面でも比較的求めやすいこともあって、弊社でも人気の石です。

 

完成です!

全体的に丸みのある、シンプルですが上品さのある洋型墓石です。

 

墓石本体です。棹石や台座、拝石や花立等まで丸面取りをして、全体の統一感を持たせました。棹石正面は額加工で、上台前面もそれと調和するような加工をしています。

 

背面は建てられた方のお名前と建立年月を彫刻しています。角地の墓地なのでお隣に少しスペースもあって、ゆったりとお参りいただけますね。

 

墓誌も、お墓本体と形状を統一して、全体的にまとまりを持たせています。お線香蝋燭立ての家紋と、墓誌の額字部分も同様です。弊社では通常、こうした全体のバランスや統一感を持たせたデザインを採り入れています。

 

入口からお墓手前まで続く踏み石は広くすべり止め加工をして、濡れても滑りにくくなっています。長沼からお引越しされたご先祖様も、ご納骨が無事に完了しました。お客様からは、「予算内でいいものを作ってもらえてよかった」と喜んでいただけました。長い間お墓のないままの状態でしたので、お客様も気がかりだったのではないかと思います。今回何年か越しでお墓が完成し、安心して頂けたのではないでしょうか? このたびはお墓の建立をおまかせいただき、ありがとうございました。今後ともどうぞ末永くよろしくお願いいたします。