滝野霊園の自由区画「天空のガーデン」にて、インド産アーバングレーのデザイン墓石を建立

札幌市のお墓・石材専門店としてお仕事をさせていただいております、昭光石材店です。滝野霊園の自由区画「天空のガーデン」にて、インド産アーバングレーのデザイン墓石を建立させていただきましたので、ご紹介いたします。

 

滝野霊園自由区画「天空のガーデン」　デザイン墓石　インド産アーバングレー

 

道外にお住まいの方から、滝野霊園でのお墓の建立をご相談いただきました。ご出身が北海道で、今もご実家が北海道にあり、ご両親様や自分が入るお墓を作りたいというご相談でした。

まずは、霊園内でどの区画にお墓を建てるか、というところから始まりました。遠方なのですぐには現地にお越しになれないので、パンフレットを見ながらお話ししたり、現地まで私が行って区画のお写真を撮ってきて見ていただいたりしながら、「見晴らしの良いところがいい」「この方角がいい」などのご希望を叶えられる場所を探すところから進めていきました。

 

【40区「天空のガーデン」　6㎡自由区画　６月頃のようす】

どこに建てるか、という点を重視されていたお客様が選ばれたのが、自由区画「天空のガーデン」です。6㎡の広さで、霊園の中でも一番の高台にあり、ゆったりとお参りができるとても見晴らしのよい区画です。お好きな場所に、お好きなデザインのお墓を建てることができます。

お墓については、洋型をご希望されていた以外には、「なんとか年内に建てられないか」というご要望もありました。数か月の間に完成させるということから、大まかなデザインや使用する石の種類はお任せいただいたので、シンプルなデザインや、芝生の墓地に適した石材のご提案など、ご希望に沿ってある程度内容を絞ってご提案しました。

 

工事が始まっています。まずは基礎を施工しています。天空のガーデンは、樹木を中心に6㎡の広さの４つのお墓が隣り合って建てられる区画です。また、お墓の向きは自由なので、基礎は既設されていません。木枠の内側に鉄筋を組み、生コンクリートを入れる準備をしています。芝生の根から取り除いて広さのある基礎を施工しますので、少し大掛かりな工事になります。

 

基礎工事が完了しました。奥の一段高くなっている場所は、墓石本体を設置して中央が納骨室となる場所です。ここに耐震施工でお墓を据え付けて、完成となります。

 

完成しました！　飽きの来ない、すっきりとしたシンプルなデザイン墓石です。

今回使用した石は、インド産のアーバングレーです。上品なグレーの青御影石で、吸水率が低いことから今回ご提案しました。芝生墓地は、芝生の養生のためにたくさんの水を撒くこともあるため、吸水しにくい石を選ぶことはポイントです。費用面で高額すぎないところもおすすめです。

 

墓石本体です。棹石は幅も厚みもあり、どっしりとした重厚感があります。シンプルかつ、重厚な安定感のある雰囲気が気に入っていただけました。シンプルであることを基本としながらも、直線ばかりでカクカクした感じは避けたいとのことでしたので、納骨室の前壁は大きく膨らみを持たせて、棹石前面も緩やかな曲線になっています。

 

お墓手前のお参り部分は、できる限り段差の少ない、フラットで広々とした造りです。よりシンプルにするため、あえてすべり止めは設けないことをご希望いただきました。左手には、広さに合わせた大きめの墓誌を設置。まだ仏様は入っておられませんが、ご両親様やご自身の世代も永代に亘って安心してお参りいただけます。

 

お墓が完成したのは、12月上旬でした。何とか年内に間に合いましたが、このあとすぐに雪が積もったので、数か月後の雪解けにあわせて、霊園の造園の方がお墓のそばまで芝生を貼って仕上げてくれます。

お客様には、お墓のお写真をプリントしてご郵送し、完成をご報告しました。「ありがとう」と感謝の言葉をかけてくださって、雪解け後には実際に現地でお墓をご覧になるご予定とのことで、「雪解けが楽しみです！」とおっしゃっていました。そのときにはまたお会いして、ご感想をいただけるのを楽しみにしております^^ このたびは弊社にお墓の建立をご依頼いただきまして、ありがとうございました。